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Ver6正式版 2017年5月23日リリース開始

2017年5月23日より、BA-PanelのVer6が正式リリースされました。
Ver6のライセンスにて、Ver5を動作させることができます。

新バージョンについてはこちらへ。

BA-Panel5 仕様
 
FA-PanelBAS標準機能一覧(※EMS標準サンプルを含む)
中央監視システムとして必要な各種機能を標準機能として網羅し、かつEMS機能を標準で搭載しています。
機能 要約
グラフィック部品
ポイントアドレスの割り付けのみで動作する、BA専用に開発されたグラフィックシンボルが利用可能。シンボルをクリックすることにより、ポイントダイアログ表示、ポイント詳細ダイアログ表示、ワンポイントトレンド表示なども可能。
ポイント一覧 状態・発停、計測、計量、設定の各種ポイントを、一覧形式で表示します。一覧からの選択によるポイントダイアログ表示、ポイント詳細ダイアログ表示、ワンポイントトレンド表示、グラフィック画面呼び出しが可能。信号名称、警報発生状況などの検索条件による絞り込みや、任意のグループ設定を自由に登録しておく事によりグループ単位での一覧表示を行うこともできます。
アナンシエータ 状態・発停、計測、計量、設定の各種ポイントを、アナンシエータ形式で表示します。アナンシエータシンボル(ます目)には、当該ポイントの現在の状態、値、警報検出状態などが表示されます。シンボルをマウスで選択する事により、ポイントダイアログやポイント詳細ダイアログを表示することができます。また、画面表示のグループ設定は運用中に自由に編集することが可能であり、任意のグループを自由に登録して監視ができます。
ワンポイントダイアログ ポイント一覧やグラフィックシンボルのクリックにより、対象ポイントデータをワンポイントダイアログとして表示。ワンポイントダイアログからは、発停操作、設定値入力、保守設定など、ポイントに対する個別操作が可能。
ワンポイント詳細ダイアログ ポイントデータの詳細情報をダイアログに表示します。名称の変更、警報しきい値の変更など、各種設定値を運用中に画面から変更することができます。
警報サマリ 最新の警報状況を一覧形式で表示します。確認操作に対応しており、行確認、ページ確認、全一括確認に対応しています。発生中の警報行を選択することにより対象のグラフィック画面を呼び出すこともできます。
警報履歴 過去に発生した警報の履歴検索表示。日付けやキーワード等による検索が可能。表示データのCSV保存も可能。
運転・操作履歴 機器の発停操作、設定書込み操作、機器動作履歴の検索表示。日付け等による検索が可能。表示データのCSV保存も可能。
トレンドグラフ リアルタイムトレンド、履歴トレンドの表示。日付けによる表示データ期間指定および、表示データのCSV保存が可能。
日報トレンド 日報単位のトレンドグラフ表示
月報トレンド 月報単位のトレンドグラフ表示
年報トレンド 年報単位のトレンドグラフ表示
計量バーグラフ 計量ポイントの積算値を、日報単位、または月報単位でバーグラフ表示します。例えば日報単位表示の場合、どの時間帯に計量値が多く積算されているのかを視覚的に知ることができます。表示データのCSV保存も可能です。
レポート(日報・月報・年報) 日報、月報、年報の自動集計を行い、画面表示および印刷ができます。運用中に、表示項目の列順序の追加変更や見出しの編集なども可能です。CSV保存のほか、Excelデータ形式での保存にも対応可能です。
電力デマンド監視 受電電力量をモニタリングし、デマンド時限内(毎時0−30分、30−60分)でのデマンド電力を監視し、デマンドグラフの表示およびデマンド警報を発報します。
電力デマンド履歴 30分単位のデマンド電力値をロギングし、バーグラフ表示します。例えば日単位表示の場合、30分に1本、計48本のバーグラフを表示し、1日の中でのデマンド電力の山谷を視覚的に知ることができます。表示データのCSV保存も可能です。
グループ一括発停 あらかじめ登録された任意の発停点グループに対する発停一括書込み機能。
グループ一括設定 あらかじめ登録された任意の設定点グループに対する、設定値一括書込み機能。
スケジュール制御 画面から登録した自動運転スケジュール設定による自動発停制御に対応。BACnet構成の場合はスケジュールオブジェクト、カレンダーオブジェクトにも対応しており、Icont側にスケジュールデータを持たせた構成にも対応可能。
イベント連動制御 状態ポイントや計測ポイントなどの状態をモニタリングし、あらかじめ設定された連動条件を検出すると、自動的に連動先の機器の発停出力、設定値書込みを行うことができます。また、連動条件は運転中に自由に編集することが可能です。
火災連動制御 監視対象設備の火災検出により、あらかじめ登録された発停ポイントに対して火災連動制御を行います。火災連動制御により起動・停止中の発停ポイントは、他の自動制御(イベント連動制御、スケジュール制御)による発停および手動による発停出力を保留することができます。
火災復旧制御 火災復旧画面からの復旧操作による火災復旧制御を行います。 復旧操作が行われると、火災連動制御による制御出力値が解除され、火災連動中に保留となっていた発停出力値が再出力されます。また、火災連動中に自動制御、手動発停が行われていなかった場合においても、最終出力値が再出力されます。
復電制御 停電復旧画面からの復旧操作により復電制御を行います。復電制御では、現在のスケジュール状態に合わせるか、最終出力値を再度出力しなおすか、のいずれかを選択できます。
サウンド 警報発生時に警報音を鳴らします(緊急、重警報、軽警報、イベント、の4段階)。
マルチ表示モード 通常はメインエリアに表示される各種画面を、ポップアップダイアログとして個別表示することが可能。一度に複数のグラフィック画面をポップアップ表示することができます。
拡大・縮小機能 グラフィックエリアをマウスで範囲選択する事により、任意のエリアのグラフィック画面の拡大・縮小が可能です。
画面印刷機能 表示中のグラフィック画面のハードコピー印刷を行うことができます。
ログイン機能 ユーザーアカウント登録・編集、ログイン・ログアウト、自動ログイン設定。
EMS標準サンプル 標準でEMS機能(エネルギー管理グラフ機能)を内蔵しています。

BA-Panelの機能紹介はこちら >>

EMSに関する詳細はこちら >>

FA-PanelBASオプション機能(例)

以下のような機能についてはカスタマイズにより機能追加が可能です。

機能 要約
コンデンサ制御(力率改善制御) 無効電力の値をモニタリングし、進相コンデンサのON/OFFを行う制御です。
コンデンサの機器構成(第数、要領など)に応じて独自ロジックの構築が可能です。
火災連動制御(特殊なもの) 標準機能の「火災連動制御」で対応しきれないようなロジックを伴うものの場合に、制御要件に応じて独自ロジック・独自制御画面の追加を行う事で対応可能です。
停電制御(特殊なもの)
標準機能の「イベント連動制御」で対応しきれないようなロジックを伴うものの場合に、制御要件に応じて独自ロジック・独自制御画面の追加を行う事で対応可能です。
デマンド連動制御(特殊なもの) 同上
自家発負荷配分制御(特殊なもの) 同上
専用帳票 レポート機能が提供する標準帳票フォーマットで対応できないような特殊フォーマットの場合、専用フォーマットへの対応が可能です。
 
FA-Panelビル管理システム機能(BEMSオプションパッケージ)

BA-Panelには、ビル管理機能(BEMS)のためのオプションパッケージが用意されています。
BASにBEMSオプションパッケージを追加すると、以下の管理機能の利用が可能となります。

オプションパッケージ 能 機能 要約
設備管理システム(FMS) 設備台帳 設備情報の台帳管理機能
設備記録 設備に対するメンテナンス情報などの記録
稼働実績管理 BASと連携して運転時間、運転回数を取得し、メンテナンス実施目安を把握する
保全計画管理 設備の保全計画(月間計画、年間計画)の入力・管理
保全実績管理 保全計画に対する実績入力
警報分析 BASと連携して警報発生回数を取得し、月、年単位での件数集計を行う
トラブル対応日誌 設備利用者からのトラブル問合せを記録し、報告書として印字する
テナント向け請求書発行システム
(集中検針、料金計算)
テナント課金計算 テナント毎の課金計算機能
検針機能 電力量、ガス使用量などのメーター値の集中検針機能
請求書発行 課金計算結果を請求書フォームに印字する機能

※オプションパッケージは有償です。
※「設備管理システム(FMS)」と「テナント向け請求書発行システム」は、どちらか一方のみを追加することもできます。

 
FA-PanelBA専用通信プロトコル/対応PLC

BA-Panelは、「LonWorks」および「BACnet」のいずれにも標準で対応しています。

接続対象 仕様
BACnet/IP ●以下のいずれにも接続可能です。
  ・IEIE-J-P-0003:2000(アデンダムa)
  ・IEIE-J-G-0006:2006(アデンダムa)
LonWorks
●エシェロンiLon100/600/1000相当。
●LNSServer経由での通信接続方式です。LonWorksネットワーク上にLNSServerが構築されている必要があります。
●エシェロンSmartServer2.0相当。
●SmartServer2.0を介したSOAP/XMLでの通信接続にも対応可能です。この場合はLNSServerは必須ではありません。
PLC ●三菱、オムロン、横河など、国内PLCなど100機種に対応しています。1ライセンスで異機種メーカーが混在する複数台の大規模なシステムに対応できます。対応機種についてはこちらへ(対応PLC)。