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Ver6正式版 2017年3月3日リリース開始

2017年3月3日より、弊社製品のVer6が正式リリースされました。
Ver6のライセンスにて、Ver5(FA-Engine5は除く)を動作させることができます。

新バージョンについてはこちらへ。

通信パフォーマンス

下記のパフォーマンス測定は、弊社アプリケーションに用意されている「更新周期計測機能」を使用し、ワードレジスタへの通信時間のログを100回分記録し、1回あたりの平均通信時間を算出したものです。時間の単位はms(1秒=1000ms)です。

メーカー 10点 100点 1000点 5000点 10000点
三菱電機 3ms 3ms 9ms 36ms 70ms
オムロン 4ms 4ms 14ms 55ms 106ms
横河電機(通常) 1ms 2ms 14ms 65ms 129ms
横河電機(高速) 1ms 2ms 5ms 22ms 46ms

ビットの場合は、上記点数を16倍してください。例)100ワード3msの場合、1600ビット3msでの通信が可能です。

※下記リンクから、本ページの掲載内容よりも詳細なレポートをダウンロードできます。
テストに使用した弊社アプリケーションの設定ファイルも含まれています。

対応PLC機種一覧 >>
 
Q series三菱電機 Qシリーズ Ethernet
  使用機種: Q06UDEHCPU
通信エリア: D0000 - D9999
1コネクション
  三菱電機 Qシリーズ Ethernet
 
CS1/CJ1シリーズ Fins Ethernetオムロン CS1/CJ1シリーズ Fins Ethernet
  使用機種: CJ2H-CPU68-EIP
通信エリア: DM0000 - DM9999
1コネクション
  オムロン CS1/CJ1シリーズ Fins Ethernet
 
FA-M3 Ethernet横河電機 FA-M3 Ethernet
  使用機種: FA-M3V
通信エリア: D00001 - D10000
1コネクション
  1.通常プロトコル(バイナリモード)
横河電機 FA-M3 Ethernet
   
  2.高速プロトコル(バイナリモード)
横河電機 FA-M3 Ethernet
 
参考)並列コネクションによる通信パフォーマンス

並列コネクションとは?

並列コネクションとは、PLCの複数のポートを用いて並列的に通信を行う処理方式です。
弊社アプリケーションの通信設定では、同一PLCに対して複数の通信ポートを定義して並列的に通信接続することができます。

以下は、三菱電機QシリーズPLCと通信接続を行い、シングルコネクション(1コネクション)と並列コネクションぞれぞれについて、
ワードレジスタ10,000点を取得する際の通信時間(ms)を測定したデータ比較です。

使用機種: Q06UDEHCPU
通信エリア: D0000 - D9999(10,000ワード)

並列コネクション

(注意)
並列コネクションにより高速なパフォーマンスを得られるかどうかは、タグの点数やPLC側のチューニング内容に依存します。
例えば、少ないタグ点数に対して並列コネクションに分けて通信を行った場合などは、結果として1コネクションの方が高速な通信となる場合があります。

ロガーパフォーマンス

下記のパフォーマンスは、弊社アプリケーションのロギング機能を用いて、ワードレジスタのデータを可能な限り高速にCSVファイルにロギングした場合の1レコードあたりの平均時間です。時間の単位はms(1秒=1000ms)です。

Q series三菱電機 Qシリーズ Ethernet
  使用機種: Q06UDEHCPU
通信エリア: D0000 - D9999
  1.デバイス値のロギング
三菱電機 Qシリーズ Ethernet
   
  2.キャッシュ値のロギング
三菱電機 Qシリーズ Ethernet

デバイス値/キャッシュ値とは?

  デバイス値 ・・・ ロギング処理の1レコード毎にPLCとの通信を行い、実データを取得するような設定でロギングした場合の処理パフォーマンスです。
キャッシュ値 ・・・ タグのキャシュ値を用いてロギングした場合の処理パフォーマンスです。
タグ更新のためのPLC通信処理とは同期せずにロギングをおこなっています。
検証環境/条件など

Performance使用パッケージ

FA-Panel5

※その他の弊社パッケージ製品についても、FA-Panelの通信速度と同等のパフォーマンスとなっております。
※ロガーパフォーマンスの検証には、FA-Panelの「ロガーアクション」機能を使用しています。
※FAシリーズパッケージの「FA-Logger」および「FA-Studio」のロギング機能のパフォーマンスは、上記ロガーアクションと同等です。

Performance対象PLC

メーカー 型式 テスト対象デバイス/通信ドライバ
三菱電機 Q06UDEHCPU 対象デバイス:
 ・ワードデバイス(D)
通信ドライバ:
 ・MELSEC-Q/QnU/QnUDE/L アクセス局1(Ethernet)
オムロン CJ2H-CPU68-EIP 対象デバイス:
 ・ワードデバイス(DM)
通信ドライバ:
 ・CS1/CJ1シリーズ(Fins) (Ethernet)
横河電機 FA-M3V 対象デバイス:
 ・ワードデバイス(D)
通信ドライバ:
 ・FA-M3(バイナリモード・推奨) ・・・通常プロトコル
 ・FA-M3R(バイナリモード・高速) ・・・高速プロトコル


Performance検証用PC仕様

・CPU :Intel(R) Core i5 2.50GHz
・メモリ :6GB
・OS :Windows7 64bit

Performance検証条件

・テスト実施時はPLC1台、検証用PC1台のみを起動し、HUBを介さずにクロスケーブルにて直結した構成にて検証しています。
・検証に使用した各PLCのEthernet接続ポートは、全て100BASE-T相当です。
・PLC側ではラダーソフトが構築されていない状態かつ、RUNモードの状態で測定しています。